4月23日(水)に、第3回高校生介護技術コンテストに出場予定の安下庄校舎(福祉コース)の生徒が、専攻科生にアドバイスを求めに来てくれました。専攻科の生徒もまだ介護実習を終えておらず、専門職として適切な助言をするには経験が不足していますが、利用者役の立場から感じたことや、介助方法の観察をして気づいた点などを伝えることができました。安下庄校舎の生徒も専攻科の生徒も、普段は少人数で活動しているため、いつもより多くの人と意見を交わし、互いに学びあう貴重な機会となりました。安下庄校舎の皆さんには、ぜひ、介護技術コンテストで力を発揮してほしいです。
4月17日(木)に、1年次・2年次が合同でベッドメイキングの演習を行いました。2年次生が新入生の技術指導を行いましたが、今年の新入生は高校の福祉コース出身で、基本的な技術が身に付いており、上手にできていました。これからは専門職として、更に効率的かつ丁寧な技術を身に付けていくことが求められます。たとえ少しのシワでも、利用者さんにとっては不快に感じられたり、褥瘡(じょくそう)の原因になったりすることもあるので、ベッドメイキングは大切なケアの一つです。これから2年間で、介護(福祉)の専門職として必要な知識や技術をさらに深めていきましょうね。
4月16日(水)に、この春卒業したばかりの卒業生が来校してくれました。せっかくの機会なので、1年次生に向けて講話をお願いしました。まもなく実習を控えた1年次生たちに対して、日頃の勉強の取り組み方や実習に向けた心構えなどを丁寧に話してくれました。「自分もたくさん失敗し、うまくいかないことも多かったけれど、しっかり準備をした後は、実習を楽しんでほしい。」という言葉がとても印象に残りました。お忙しい中、後輩たちのために時間を割いてくださり、心のこもったお話を本当にありがとうございました。
4月14日(月)、人間関係づくりを目的に2年次生と1年次生が合同で活動をしました。その中で、アイマスクを付けて校庭を散歩する体験を行いました。体験の中で、どのような声かけが安心につながるか、どのようなタイミングで声をかけてほしいか、どのような関わりが互いの信頼につながるか、などを学びながら交流を深めました。今回は導入段階の活動であり、この活動の学びを技術に生かしていく予定です。
4月11日(金)に津波の避難経路確認と人間関係づくりの目的で高台(オレンジロード)までハイキングを行いました。高台で休憩をした後は、お互いのことを知るためのゲームをしながら下山し、その後は学校周辺のゴミ拾いを行い、帰校しました。新入生とも会話が弾み、お互いのことをたくさん知ることができましたね!
久賀校舎では昨年11月、寒さの中でパンジーやビオラの苗、チューリップの球根を植えました。指先が冷える季節でしたが、「春にきれいな花が咲きますように」と願いを込めてみんなで丁寧に作業しました。そして今、あのとき植えた花たちが、新学期を祝うように満開になりました。色とりどりの花が校舎を明るく彩り、春の訪れと新しいスタートを優しく後押ししてくれています。
4月9日(水)に、新入生との対面式が行われました。少し緊張した表情を見せていた新入生たちでしたが、在校生代表からのあたたかい歓迎の言葉に、少しホッとした様子も見られました。新入生の代表は、「今から10分で全員の顔と名前を覚えます!」と元気よく挨拶してくれました。これから始まる1年間が、とても楽しみですね!対面式の後は交流を深めるレクリエーションを行い、午後からは桜の木の下で記念撮影をしました。
桜が舞い散る麗らかな春の光の中、いよいよ新年度が始まりました。4月8日(火)、午前中は久賀校舎で始業式が行われ、午後からは安下庄校舎で入学式が行われました。入学式では新入生の代表者が「チームとしてよりよいケアが実践できる介護福祉士をめざしていくことを誓います。」と宣誓しました。これからの2年間でたくましく成長していくのを楽しみにしています。