ハワイ語学研修
（令和５年度）

１月１４日（日）、午前１１時からシンフォニア岩国での結団式に参加した後、岩国空港⇒羽田空港⇒成田空港と移動し、午後８時３０分にホノルルに向けて全員無事出発しました。

現地時間の１月１４日（日）の午前８時３０分頃（日本時間の１５日（月）の午前３時３０分頃）にホノルルに到着し、予定通り２つのグループに分かれて「フィールドワーク」を行いました。
ビショップ博物館に行ったグループは、ハワイの歴史・文化・自然等に関する館内外の展示物を観覧し、ハワイについての認識を新たにしました。
真珠湾に行ったグループは、戦艦ミズーリや航空博物館を訪問し、先の戦争について、そして今の世界について考えを深めました。

現地時間の１月１５日（月）、グループごとにホテルを出発し、ハワイ大学生とともにホノルル市内を巡るフィールドワーク、「ホロホロアドベンチャー」に参加しました。
２年次生は６つのグループ、１年次生はそれぞれ他校の生徒と一緒のグループに分かれ、公共交通機関を使いながら市内のチェックポイントを訪れました。
このフィールドワークを通じて、持続可能なハワイの取り組み、文化の多様性、アロハ精神など、ハワイ全般について学びました。

カウアイ高校ではまず、歓迎のセレモニーがありました。カウアイ島の山口県人会の方々も出席される中、校長が記念品として持参した「燦」（太陽を表すSunと同じ発音）の書を贈呈し、生徒は英語で周防大島高校の様子を紹介しました。
その後、生徒はカウアイ高校の生徒と一緒に校内ツアーと授業参観をして、昼食を一緒に食べました。日本の学校との大きさや授業の様子の違いに驚きながら、日本語のほとんど通じない中でも頑張って会話を試みるなど、充実した時間を過ごすことができました。

カパア高校では、生徒は歓迎セレモニーの後、カパア高校の生徒と一緒に「魔除けのネックレス」を作りました（完成品はお土産としていただきました）。続いて校内ツアーに行き、軽食をとった後、体育館でゲームをしました。その後、一緒に昼食をとりながら本校の紹介と記念品の贈呈を行い、最後に記念撮影を行って学校を後にしました。
生徒は緊張しながらも、しっかりとコミュニケーションをとっていました。

ワイメア高校では、歓迎セレモニーに続いて、校内ツアーで野菜やフルーツを育てている大きな畑を見学しました。その後、ワイメア地区をワイメア高校の生徒と共に散策しました。
生徒は初めのうち緊張して自分から話しかけることが難しかったようですが、徐々に英語で質問を考えて話しかけられるようになり、お互いの部活や趣味の話をして打ち解けていました。
生徒が準備した学校紹介のプレゼンは時間の関係でできませんでしたが、準備したデータを授業等で紹介してくださることになりました。

学校訪問と並行して、校長と生徒会役員３人が、県教委の方々とともにカウアイ郡役場を表敬訪問しました。

現地時間の１月１７日（水）はホノルルでの自由研修でした。
生徒は旅行会社の用意したオプショナルツアーも含め、各自で研修計画を立てて島内を見て回りました。
早起きしての「ダイヤモンドヘッドハイキングとカフェ・ライラ朝食」というツアーには参加者が多く、ダイヤモンドヘッドからの眺めを楽しんだ後、名物のパンケーキを食べました。
午後はビーチに行ったりショッピングをしたりして過ごしました。
現地最後の夕食は、「ハードロック・カフェ」でサラダと食べきれないくらいの大きさの骨付きステーキをいただきました。

現地時間の１月１８日（木）の午前11時30分（日本時間の１９日（金）午前6時30分）頃、旅行団を乗せた全日空NH183便はホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港を出発し、日本時間の19日午後3時過ぎに成田空港に到着しました。
その後羽田空港に移動し、解団式を行った後、全日空NH639便で午後10時前に岩国錦帯橋空港に到着。生徒は長時間のフライトで少し疲れた様子でしたが、「楽しかった！」と口々に言っていました。
一団を乗せたバスはその日のうちに周防大島に到着し、充実した４泊６日の研修旅行を終えました。