山口県立大学附属周防大島高等学校令和8年度入学者選抜募集要項を発表しました
10月30日(木)の6限目、2年次生普通科の「フィールドワークⅠ」の授業で、周防大島町職員の方に対し、生徒が5月から取り組んでいる「周防大島町の課題解決に向けた提案」を発表しました。
提案は5つのジャンル(①島の交通事情②島の資源活用③島の特産品開発④島での体験の提供⑤島の情報発信)についてで、生徒は5つの班に分かれ、それぞれのジャンルで自分たちの関心のある課題を解決する方法を探究してきました。
発表後、町の空家定住対策班の中島班長からは「大変参考になりました。いくつかは持ち帰って関係部署に伝えます」「みなさんの卒業後に、一緒に周防大島のために働けると嬉しいです」とのお言葉をいただきました。
11月からは現在の探究テーマをさらに深める活動と、新たな探究テーマに取り組む活動に分かれる予定ですが、どちらも充実したものとなるよう努めていきます。
2025年1月にレモン山天文台で発見された「レモン彗星」を、周防大島の白木漁港(周防大島高校から自家用車で約10分)から撮影した写真です。
この彗星は、2025年10月から11月にかけて見ごろを迎えます。1000年以上かけて太陽の周りを回っているため、一生に一度しか出会えない彗星です。
なお、彗星は、氷(水、一酸化炭素、二酸化炭素などが凍ったもの)とダスト(ちり)が混じった天体です。彗星が太陽に近づき、太陽の熱によって氷がガス(気体)になる(昇華する)ときに、ガス自体やダストが彗星から放出されます。流れ星とは根本的に異なるものです。
10月中旬以降は夕方の西の空に見えています。この彗星を肉眼で見るのは少々難しいのですが、携帯のカメラを標準倍率で西の空に向けて撮れば、このような写真を撮ることができます。携帯電話を何かに固定(100円均一の携帯フォルダーを三脚に載せるなど)して30秒ぐらいのシャッター速度(ナイトモードなど)で大丈夫です。挑戦してみてください。
10月28日(火)、1・2年次生が山口県立大学を訪問しました。
大学では、1年次生は図書館見学と大講義室での大学概要説明に参加し、2年次生は興味のある学部での施設見学と模擬授業に臨みました。
参加した生徒は「県立大学は自分の可能性を広げられる学校だと感じた」(1年次生)や「模擬授業では新しい概念を知ることができ、関心が高まった」(2年次)などの感想をもっていました。
1・2年次生は県立大学附属高校の生徒として本校を卒業します。本校卒業後に多くの生徒が県立大学に進学することを期待しています。
あさなぎ寮女子棟を訪れてみました。女子棟では、寮長を中心にハロウィンの飾りつけが行われていました。
ハロウィンは、魔除けや悪霊を追い払うという意味がありますが、女子棟では季節感を感じながら楽しく食事をするために飾られていました。訪れた時、笑顔いっぱいで楽しそうに食事をする様子がみられ微笑ましく感じました。
3年次生と一緒に食事ができるのも、1月末までとなります。今のこの時間を大切にしてほしいです!
10月23日(木)、普通科環境コース2年次生が、「環境科学Ⅰ」の授業の一環として、周防大島町地家室(「じかむろ」と読みます)にある「アワサンゴを育む地蔵ヶ浦・推薦の里」で、「山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会」の方々と一緒に水仙の球根を植えました。ここはニホンアワサンゴの群生地の近くにあり、2年前には「24時間テレビ」の活動の一環として、本校生徒有志が同様に水仙の球根を植えた場所です。春には美しい花が見られると思います!
10月22日(水)、地域創生科福祉コース3年次生は、手話講師の中本さんと手話の学習をしました。日本で手話通訳活動をしている人は5千人と非常に少ないことを知り、困っている人のために高校生の私たちに何かできることはないかと考える機会になりました。また、指文字や数字、名前の表現の仕方を教えていただき、苦戦しながらも表現できるようになりました。
次の授業では、聴覚障害のある方と実際に手話で会話することに挑戦します。手話ができなくても、相手に伝えようとする姿勢をもって励みたいと思います。
10月20日(月)の5・6時間目、3年次生普通科のフィールドワークⅡ選択者が東京の駒場学園高校2年生との交流会に参加しました。
駒場学園では2年生の「総合的な探究の時間」で国内数か所の地域課題解決プランを作っており、今回、山口県(今年度は周防大島が対象)を選択した77人が来校しました。
この日、まず双方の代表生徒(本校2チーム、駒場学園1チーム)がそれぞれの探究活動について発表し、その後、「それぞれの地域の暮らしを見つめ直そう」をテーマに、13のグループに分かれて話し合いを行いました。
交流を通じて、東京と周防大島のそれぞれの魅力と課題を再認識することができました。ここで得た知見を、今後の探究活動に活かしていきます。
10月17日(金)、雲一つない空のもと、県立周防大島高校としての最後の体育祭が開催されました。
全員が出場した100m走、学年種目の「綱引き」「二人三脚リレー」「ムカデ競争」、対別対抗の「タイヤ奪い」「騎馬戦」、選抜メンバーによる「障害物競走」「紅白対抗リレー」の他、今年度はクラス対抗の「長縄跳び(ㇵの字跳び)」を実施しました。
各学年の種目では一人ひとりが全力を尽くし爽やかな汗が額に輝いていました。また、応援合戦では、赤・白それぞれの思いが詰まったパフォーマンスが披露され練習の成果を十分に発揮することができました。
このエネルギーを日々の学習活動や部活動でも発揮し、有意義な学校生活が送れることを期待します!
10月11日(土)、「山口県立大学附属周防大島高等学校」の第2回オープンキャンパスが実施されました。夏に続き、昨年度の約2倍に当たる、県内外からの約110組の生徒・保護者のみなさんがご参加くださいました。
オンラインでの開会行事と附属高校準備室長による新高校の説明の後、中学生は本校生徒会役員や有志ボランティアとともに授業を見学しました。本校生徒と直接触れ合うことにより、学校の様子が分かったことと思います。この後、部活動体験も行われました。
保護者の方には、入学者選抜実施要項説明会や個別相談等を通じて、新しい学校の入試や教育課程等について知っていただくことができたと思います。
また、あさなぎ寮と海南里寮では寮生活の説明会も行われました。
前日の10日(金)には山口県立大学のウェブサイトでも入学者選抜実施要項が発表されました。1月と2月の入学試験に向けて、引き続き準備を進めていきます。
10月8日(水)、第3回考査の最終日の午後、今年度第2回目の学校運営協議会を開催しました。この日はこれまでの本校の取組等について委員のみなさんに報告をした後、5つのグループに分かれて熟議を行いました。
今年の熟議は、2年次のフィールドワークⅠで行っている探究活動について、「それぞれの探究活動で示された周防大島の課題解決策をより実現可能なものとするためにはどのような視点や調査が必要か」をテーマとして行いました。
5つの班から3人ずつの生徒が、初めにこれまでの探究活動の動機・探究方法・探究結果を紹介し、続いて委員の方々や本校教職員から別の視点や他の調査方法等についての助言を受けました。
委員の方々は生徒の探究活動を少しでもよいものにしようと数多くのアイデアを出してくださいました。おかげさまで、参加した生徒は課題についてより深く考えるきっかけを得ることができました。ありがとうございました。
9月25日(木)、地域創生科1年次生19名は周防大島町内にある福祉施設を見学しました。
生徒からは「職員さんや利用者さんが笑顔と明るい雰囲気で向かい入れてくれて温かい気持ちになった」「マスク着用や手指消毒が常に必要なことに驚いた」「職員さんが優しく寄り添っている姿が印象的だった」という声があり、生徒のにとって学びや気づきが多い施設見学でした。
2年次生になるとビジネスコースと福祉コースに分かれるため、19名全員で行事に参加する機会がなくなりますが、限られた時間の中で「ふだんの くらしの しあわせ」について考えていけたらと思っています。
ご協力くださった施設の皆様、ありがとうございました。